たとえ防水仕様になっていないモバイル機器でも専用の防水ケースを組み合わせることにより活用されるシーンを大きく広げることが出来るようになります。ここではオリジナルの防水ケースをオーダーメイドで製造するまでの過程をご紹介します。また、過去に対応した事例についてもご覧ください。
必要な情報をお客様からお聞きし、それらを基にオリジナルの防水ケースを製造いたします。
収納する機器のサイズは設計に関する基本情報です。
可動部や付属部品の有無など、機器のサイズスペックに表現されていない部分まで詳しく確認させていただきます。
機器へのフィット感を高め操作性を向上させるのか、もしくは出し入れのし易さを重視して余裕を持たせるのかなど、お客様のニーズも加味してサイズ設定をいたします。
設計にあたっては、実機もしくはモックをお貸しいただけるとスピーディなご提案が可能となります。
防水ケースの形状を確認いたします。 機器の形状に合わせて変形型にするのか、収納したまま折りたたみができるようにするのか、ストラップ等を取り付けられるようにするのかなど、機器の使用シーンの応じて細かい設定を吟味します。
防水ケースに使用するフィルムの材質を選定いたします。
当社の防水ケースは単なる収納目的のケースではなく、収納したまま機器を操作することを目的としたケースです。
収納だけを目的とするならば、耐久性にウェイトを置いて100ミクロン以上の厚手のフィルムを使用すれば良いだけのことですが、そのようなフィルムでは快適な操作性は望めません。
収納する機器の特性に応じて、操作性、耐久性、透明性、通音性、といったニーズをどのようにバランス良くクリアするかということが材質選定の上で最も重要になります。
操作ボタンなどの主要な操作部分だけに耐久性向上の為の補強のコーティングを施すなど、きめ細かい作りこみもご提案可能です。
また、当社ではフィルムにPVCは使用いたしませんので、環境に対して関心の高いユーザー様にもご好評です。
USBモデムを装着して使用されるユーザーが多いことから、装着時でも無理なく収納できるサイズ設定にいたしました。
キーボード中央部分にあるポインターの操作性を向上させるために、グリップ性の高い特殊なフィルムをケース内部のポインター部分にコーティングしました。
また、ケース底面の耐久性とホールド感を向上させるために、中間層にメッシュ素材がラミネートされた特殊フィルムを部分的に配置いたしました。
商品名 | アクアトーク for ソニー VAIO type P |
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対応機種 | ソニー VAIO type P(VGN-Pシリーズ) ※パソコン本体は付属していません。 |
防水ケースサイズ | 320mm×300mm |
品番 | AQPC-SVP06 |
材質 | (本体)ナイロン/ポリエチレン/PET |
JANコード | 4997858016863 |
メーカー希望小売価格(税別) | 1,500円 |
1.パーソナルコンピューターを水や汚れから守り、ケースに入れたままでも多くの機能がご利用いただけます!
2.スティックポインター操作部分は耐久性とグリップ性を向上させたクリアシートでコーティング!
3.操作性・通音性を重視した柔軟性の高い薄型多層フィルム採用!
4.バッテリーパック(L)やケーブルを利用したUSBモデムタイプの通信カード装着時でも収納できるサイズ設定!
5.ケース底面にメッシュフィルムを配置し、耐久性とグリップ性をUP!
このように、密封・防水技術を利用し、オリジナルの防水ケースを製造することができます。
密封・防水機能だけでなく、圧縮等の機能もございますので、お求めの製品に合わせて、最適なものを提案することができます。
また、既成品はもちろん、オリジナルで製造した製品にロゴやプリント等をすることが可能です。