ここでは、圧縮袋の技術を使用することで、できることをご紹介いたします。
また、今までの事例についてもご紹介いたします。
必要な情報をお客様からお聞きし、それらを基にオリジナルの圧縮袋を製造いたします。
一般的なふとん収納用の圧縮袋はナイロンとポリエチレンの複合フィルムを使用いたしますが、用途が変わればそれに応じたフィルム選定が必要になります。
包装資材メーカーとして長年培った幅広いフィルム知識を最大限に活用し、お客様のご要望にかなったご提案をいたします。
圧縮袋にとって脱気の機能は不可欠ですが、その脱気機能の主役となるバルブ(逆止弁)について、当社は用途に応じていくつかの種類をご用意しております。
例えば大容量の脱気が必要な圧縮袋の場合は外部から掃除機等の吸引機器を用いるタイプのバルブを使用します。また、旅行用衣類圧縮袋等のポータブル用途の圧縮袋については、吸引機器を必要とせず内圧を利用して空気を排出するタイプのバルブを使用いたします。
圧縮された状態を維持するためには、チャック部分の気密性は非常に重要です。
当社が主に使用しているダブルチャックは当社オリジナルの高密封仕様です。
様々なデザインに対応できるよう、カラーバリエーションも豊富に取り揃えております。また、開封しやすいようにチャックの前後面に段差を設けております。
圧縮袋のスライダーとは密封チャックを閉止するための部材です。
密封チャックはたとえ数ミリでも閉じられていない箇所があると、そこから空気が流入して圧縮を維持できなくなります。しかも密封チャックは一般のチャックと比較して、構造が重厚であるため市販のジッパー付き袋のように軽く閉じられるわけではありません。したがって、閉止スライダーは密封チャックとは切り離せない非常に重要なパーツなのです。
当社はチャックの形状ごとに専用のスライダーを自社開発しており、圧縮袋の気密性を支えています。